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- 誕生花の写真
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- 誕生花の事典
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- 学術的説明
- タバコ(たばこ、煙草、Nicotiana tabacum)はナス科タバコ属の一年草の亜熱帯性植物。葉の成分として有毒で習慣性の強いニコチンを含む。
- 和名
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タバコ(煙草)
- 英名
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Tobacco
- 誕生花の特徴
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特徴・歴史・用途・小話・雑学など
日本ではタバコの栽培は自由化されたものの、葉タバコを原料とした「製造タバコ」の製造はたばこ事業法8条により日本たばこ産業 (JT) 以外には禁止されている。原料用国内産葉タバコの生産に際しては同法3条の定めによって葉タバコをすべてJTに売り渡す予定の耕作者とJTがあらかじめ契約をし、契約農家にはJTから種子が無償で配付される。また、たばこ事業法は原料として使用できないものを除き、農家が売り渡す葉タバコ全量の購入をJTに義務づけている。
タバコの種子の形状は回転楕円体である。質量は約50μg。植物の種子が発芽するためには、適切な温度、湿度が必要である。また種によっては太陽光が当たらなければならない。タバコの種子は光を感知するため、発芽には太陽光が必要である。発芽温度は25℃である。生育条件が適切である場合、種によって異なるが茎の高さ50cmから250cmまで成長する。茎は太く最大5cmに達する。
葉は30枚から40枚が着生し、このうち、葉タバコとして採取するのは約6割である。これは位置によってニコチンの含有量が異なるためである。日本国内では葉を5種類に区別し、上から上葉・本葉・合葉・中葉・下葉と呼ぶ。上葉は6%程度、下葉は1%程度のニコチンを含む。葉の長さは20cmから60cm、幅は10から30cm程度である。葉の表面には液を分泌する細胞があり、特有の臭気を帯びる。
なお、有毒なニコチン(毒物および劇物取締法を参照)を含むため、タバコ農家や近隣住民、野生生物に健康被害を及ぼすことが報告されている。例として、乳牛の母乳の生産量低下、桑の衰弱によるカイコガの死滅に伴う養蚕業への被害などがある。人間にも、特異体臭や呼吸困難などの被害が時折見受けられる。
タバコの語源は、スペイン語やポルトガル語の "tabaco"である。
タバコ自身は15世紀にアメリカ大陸からヨーロッパに伝えられたものであるが、それ以前からスペインでは薬草類を "tabaco"と呼んでいた。しばしばアメリカ・インディアンの言葉が語源であると言われるが、それは誤りである。
スペイン語の "tabaco" は、古いアラビア語で薬草の一種を示す "tabaq" という言葉が語源であるとみられている。
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