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8 カンツバキ(かんつばき・寒椿・ヤブツバキ)カンツバキ(かんつばき・寒椿)

謙譲、愛嬌

この誕生花の人の性格は?
遊び心があり、単調な日常にも何かしらの喜びを見出す名人。こうした暮らしを楽しむセンスが貴方をいきいきと見せてくれます。かなりの読書家が多いようです。
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誕生花の写真

カンツバキ(かんつばき・寒椿・ヤブツバキ)

誕生花の事典
学術的説明
カンツバキ(寒椿)は、サザンカとツバキ C. japonica との種間交雑園芸品種群である。ツバキ(椿)は、ツバキ科ツバキ属の植物の総称。狭義には、ヤブツバキ(藪椿、あるいは単にツバキとも。学名:Camellia japonica)を指す。照葉樹林の代表的な樹木。花期は冬から春にかけて。春の季語。
和名

カンツバキ(寒椿)

英名

Camellia

誕生花の特徴

特徴・歴史・用途・小話・雑学など

花が美しく利用価値も高いので万葉集の頃からよく知られたが、特に近世に茶花として好まれ多くの園芸品種が作られた。美術や音楽の作品にもしばしば取り上げられている。

18 世紀にイエズス会の助修士で植物学に造詣の深かったゲオルク・ジョセフ・カメルはフィリピンでこの花の種を入手してヨーロッパに紹介した。その後有名なカール・フォン・リンネがこのカメルにちなんで、椿にカメルという名前をつけた。19 世紀には園芸植物として流行し、『椿姫』(アレクサンドル・デュマ・フィスの小説、またそれを原作とするジュゼッペ・ヴェルディのオペラ)にも主人公の好きな花として登場する。和名の「つばき」は、厚葉樹(あつばき)、または艶葉樹(つやばき)が訛った物とされている。

ツバキの花は花弁が個々に散るのではなく、多くは花弁が基部でつながっていて萼を残して丸ごと落ちる。それが首が落ちる様子を連想させるために入院している人間などのお見舞いに持っていくことはタブーとされている。この様は古来より落椿とも表現され、俳句においては春の季語である。なお「五色八重散椿」のように、ヤブツバキ系でありながら花弁がばらばらに散る園芸品種もある。

武士はその首が落ちる様子に似ているというのを理由にツバキを嫌った、という話もあるがそれは幕末から明治時代以降の流言であり、むしろ潔しとした。実際には江戸時代には大々的に品種改良が進められていたというのが真相である。 1600年代初頭には多数の園芸品種が流行。1681年には,世界で初めて椿園芸品種を解説した書物が当時の江戸で出版される。

ツバキは生長すると樹高20mほどになるが、日本のツバキの大木はほとんど伐採され、最後の供給地として屋久島からも切り出されたが、現在では入手の難しい材である。

大木は入手しにくいので建築用にはあまり使われない。木質は固く緻密、かつ均質で木目は余り目立たない、摩耗に強くて摩り減らない等の特徴から工芸品、細工もの等に使われる。

代表的な用途は印材。近年は合成材料の判子が多くなったが、以前の木の判子は、殆どツバキが使われていた。

日本酒の醸造には木灰が必要で、ツバキの木灰が最高とされている。また、アルミニウムを多く含むことから古くは染色用にも用いられた。しかしツバキが少ないため灰の入手は難しい。

椿油は、種子(実)を絞った油で、用途の広さは和製オリーブオイルとも言える。高級食用油、整髪料として使われるほか、古くは灯りなどの燃料油としてもよく使われた。ヤブツバキの種子から取る油は高価なため、同じくツバキ属の油茶などから搾った油もカメリア油の名で輸入されている。

ツバキの花は古来から日本人に愛され、京都の龍安寺には室町時代のツバキが残っている。他家受粉で結実するために変種が生じやすいことから、古くから品種改良が行われてきた。江戸時代には江戸の将軍や肥後、加賀などの大名、京都の公家などが園芸を好んだことから、庶民の間でも大いに流行し、たくさんの品種が作られた。

茶道でも大変珍重されており、冬場の炉の季節は茶席が椿一色となることから「茶花の女王」の異名を持つ。

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