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救護、慈愛 |
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- 誕生花の写真
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- 誕生花の事典
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- 学術的説明
- ガマ(蒲、香蒲、学名:Typha latifolia)は、ガマ科ガマ属の多年草である。
- 和名
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ガマ(蒲・香蒲)
- 英名
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- 誕生花の特徴
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特徴・歴史・用途・小話・雑学など
池や沼などの水辺に生える。葉は高さ1~2mで、水中の泥の中に地下茎をのばす。夏に茎を伸ばし、円柱形の穂をつける。穂の下部は赤褐色で太く、雌花の集まりである。穂の上半分は細く、雄花が集まり、開花時には黄色い葯が一面に出る。風媒花である。雄花も雌花も花びらなどはなく、ごく単純な構造になっている。雌花は結実後は、綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になる。この果実は風によって飛散し、水面に落ちると速やかに種子が実から放出されて水底に沈み、そこで発芽する。 また、強い衝撃によって、種が飛び散ることもある。
花粉は生薬としては「蒲黄」(ほおう)と呼ばれる。外用で傷薬となり、内服すると利尿作用、通経作用があるとされる。雌花の熟したものは綿状(毛の密生した棒様のブラシ状)になり、これを穂綿と呼ぶ。日本神話の因幡の白兎の説話では、毛をむしり取られた兎に対して大国主は蒲黄を体につけるように助言している。しかし、唱歌の「大黒さま」の中ではそれが「がまのほわた」となっており、両者は混同されていたことがわかる(もっとも、摘みたての「がまのほ」に触ると大量の黄色い花粉がつく)。
ガマ属(Typha)の仲間にはガマ(学名 Typha latifolia)、ヒメガマ(学名T. domingensis)、コガマ(学名 T. orientalis)がある。これらは日本全土の池や沼に分布し、高さ 1.5~2mの多年草で、花期は6月~8月、ガマが最も早く、ヒメガマ、コガマと続くとされる。雌花序と雄花序が離れて花茎の軸が見えるのがヒメガマ、雌花序と雄花序が連続しており、雌花序の長さが10~20cmのものがガマ、6~10cmのものがコガマと識別できる。
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